パパ育休のこと、書いてます。

くらおパパの育休観察日記 覚え書き

くらおパパの育休観察日記 一回目の覚え書き⑤

感想⑥


『ずっと一緒やなー。

たまには1人で出かけてもらっても

いいんやけどな。』




そのままです。


彼は、あまり趣味という趣味もなく、

1人で出かけるのがあまり好きじゃないタイプ。

(誰かと一緒がいい)



私は、1人の時間が定期的にほしいタイプ。

もともと1人で出かけるのが苦じゃない。

むしろ1人で出かけたい人。



なので、時が経ってくると

なんだかこれでいいんかな?

と思ったり、時間が勿体無く感じてきた。



ワンオペ育児をされている方も

たくさんいるので

自分がけっこう贅沢言ってるのは

わかるのだけど、

パパママとしての自分以外の部分、

見失いそうになるのは私には苦痛。

そういう部分、大事にしてもいい時がある。



もちろん彼にもそういうパーソナルな部分を

大事にしてもらいたい。



なので何回か、

気分転換に何か趣味もってみたら?

前にゴルフ興味あるって言ってなかった?

などと声を掛けてみたけど、

「うーん、別に今はいいわ。」

と流されてばかり。

逆に、

「〇〇(私)が何かしたいことあるん?

と心を読まれギクっとする。



この問答は結局ことある度に浮上し、

実際にはもう半年ほど経ってから、

私に、月2回ほど趣味に出かける時間を

作ってもらえた。

ありがたや。




感想⑦


『んー、、、パパお腹が。』



パパ、見事に太りました。

これは、健康管理上他のパパさんにも

注意を促したい。



くらおパパ、もともと禁煙の影響で

食事や甘いものへの欲求が

高まっておりましたが、、、



育休に入り仕事での運動消費が無くなったこと、

イ〇ンのフードコートで食べちゃうこと、

母乳育児をする私の食欲につられてしまったこと

(なんぼ食べても太らなかった)

により、みるみる大きくなり。



仕事復帰したことで顕著に体型が戻り、

今は一日二食法で体型キープしているものの、

当時の写真を振り返ると

『俺、顔ちゃうな。』

と。



さて、今回も育休に入るくらおパパ、

「今回は、健康のためにもジムに行くわ。」

と、宣言しております。



長期のパパ育休を考えておられる方、

お気をつけ下さい。






くらおパパの育休観察日記 一回目の覚え書き④

感想④

『長女のこと考える余裕でてきたー。』



我が家の小学生の長女、

くらおパパとは遺伝子的な繋がりはない。

所謂ステップファミリーというやつ。

(話は逸れるけれど、

くらおパパにとっては

0歳からの子育てはこの時が

初めてだったのである)



長女はもう小学生だったので

赤ちゃんの上の子によくみられるような

赤ちゃん返りや不機嫌はなく、

自分のことは出来るから、と

出産後にあまり手をかけていなかった

かもしれない。

むしろ、パパの育休前は

お手伝いをしてもらっていた。


パパが育休に入って私に余裕が出来たことで、

赤ちゃんがいても宿題をみてやったり

話を聴いたり

新たに習い事を始めさせたり

心のゆとりが出来た気がする。




感想⑤

『また出かけるん?

まあ、いいんやけど、、』



出かけるといっても、パパが1人で、とかではなく

赤ちゃんと3人でね。

しょっ中、だいたい、

イ○ンショッピングセンターに。

(※この頃は、新型コロナウイルス感染症

また流行していませんでした)



赤ちゃんと2人きりだと、

車で出かけるのはちょっとだけ億劫だし

勇気がいる。

でも大人が2人なら、

とても出かけやすい!



まあ出かけやすいのもあるけど

日が経ってくると

3人でずっと部屋にこもっているのが

だんだん苦痛になってきたみたい。



ショッピングセンターで、

ベビーカー押してぶらりぶらり。

フードコートでご飯食べる。

おば様おじ様方に、

まぁ赤ちゃんかわいいなぁ、

うちも孫おるんや、

などと話かけられてほのぼの。




少しまた話は逸れるけど、

パパ育休中には、母を連れて

家族旅行に行ったり(国内の、あの南の島へ。)

美容院も余裕、

ハローワークに失業手当の

手続きに行くのも余裕だった。


ちなみに私がハローワーク行ってる間、

パパは赤ちゃんを抱っこ紐に入れて

茶店に入ってたらしく、

驚かれ、またまたおば様方に話しかけられたり

楽しく(?)過ごしていた様子。



もう少し、続く。


くらおパパの育休観察日記 一回目の覚え書き③

ではいよいよ、

前回の5ヶ月間のパパ育休期間が

実際どんな生活になったのか、

思い出してみようと思う。



感想① 

『やっと休みになってくれたー

でもしんどいピーク過ぎたかもー。』



産後4ヶ月経っての、パパ育休スタート。

前の記事でも書いたとおり、

女性は、産後から近い時期ほど体も心もしんどい。

最低でも産後2ヶ月は体の戻りに費やす。


人によっては、出産によるダメージによって

貧血で疲労感が強かったり、

腰痛など骨盤周りの痛みが出現したり、

会陰裂傷による陰部や肛門部の痛みがあったり。

私のような帝王切開の人は、

出血が多くなりやすいので貧血になりやすいし、

何より手術跡の痛みもある。


心の変化も大きい。

妊娠が終わることで

ホルモンの状態ががらりと変わり、

メンタルは下り坂。

自分の体の不調・睡眠不足など

育児の大変さと重なって、

より不安定になりやすい。


持病があるママ、

少し育てにくい赤ちゃんであれば、

さらに負担が上乗せ。




産後は、しばらく実母が家にいてくれた。

洗濯物などの家事を少しと、

パパが出来ない時の赤ちゃんのお風呂の手伝い、

私がご飯を作るなどの家事をする間に

赤ちゃんをみててもらう、

というサポートだった。


もっと頼めばよかったのだけど、

なんだか言いにくくて、、

かと言って、するよ、とも言われない。

そんな親子関係なんです。

(わかる方いらっしゃるかな?)


幸い、私の場合は心身の経過や

子どもの経過は順調だったものの、

正直、パパの育休がとてもとても

待ち遠しかった。


「次があれば、絶対にお産の時から

育休とってもらおう!」

と、固く誓ったのでした。




感想② 

ラク!心も体もラク!』


パパには気兼ねなく

サポートしてほしいことを言えるので、

生活がとっても楽になった。


そもそも言わなくてもだいたいしてくれたし、

休みたい時はすぐ休ませてもらった。


彼がたくさんの布オムツをせっせと干したり

畳んで山積みにする姿には、

ほっこりしたな〜。

「雨やと乾かんなー。」

と悩む姿にも、またほっこり。


炊事だけは私の担当だったけど、

産後からずっとそうだったし

休息はとれてたから大丈夫だった。




感想③

『子煩悩爆発やん。

子どもなつくやん。』



これは言葉そのまま。

当然のことながら、

子どもはどんどんパパになついていってた。


元々子どもが好きだし

子どもに好かれやすいタイプの彼。

この育休で、子煩悩ぶりが完全開花!


あやす、遊ぶ、オムツ変える、お風呂入れる、

ミルクを飲ませる、

子どもの世話をよくするし、

成長にもよく気づく。

夫婦で共有してほのぼのする時間、

たくさんある。


パパが子どもにたくさん関わるから、

子どももパパに寄って行く。

結果、子どもの初めての発語は

「パパ」となった。



続く


くらおパパの育休観察日記 一回目の覚え書き②

ちなみに、パパ育休の取得にあたり、

一番に気になるのが


周り、つまり会社の人達の反応だと思います。

くらおパパの場合は、

どうだったのでしょう?



①会社(総務)の反応


くらお:育休取ろうと思うのですが。

→「そうですかー、男性もね、取って下さいよー。」

しかし、

手続き、何回も言わないと

ギリまで進めてくれなかった、らしい。

それから復帰前もちゃんと連絡なかった、らしい。



②会社の上司の反応


くらお:育休取ります。

→(元々馬の合わない)上司A「そうか、、、取ったらいいんちゃうか。

けど代わりがな…ブツブツ…」


この後この上司は、

育休中に彼のいない現場を

どう回すかについてあれこれ発言したことで、

くらおパパとLINE &電話で

多少、揉める。


上司B「育休なんて取るんか?

元のとこには帰されへんな。」

パワハラ


実際、復帰数日で、

新設の超多忙部署への異動の話を

持ちかけられ、

しつこくプレッシャーをかけられた経緯あり。

(くらお、怒り心頭、話をきっぱり断る)



③会社の同僚達の反応


くらお:育休取るんや。

→「え、マジですか。給料出ないんでしょ?」

育児休業手当っていうのがあるんやで。


「夜勤せんでもいいから、いいなぁ。」

(まあそうやけど。)


「ゆっくり休んで下さいよ。」

(いやいや、普通の休暇じゃないからな。)


「休んで、何するの?」

(俺の自由やろ。)


「俺も取りたいんですけどね、、」

(取ったらいいやん。)


「俺も取れば良かったわ。」

(また取れる時来たら、取ったらいいやん。)


「大変やろうけど頑張ってくださいね。」

(うん。)



会社としては、男性社員の育休取得が

初めてのことだったから、

事務側も上司も戸惑いがあったように

見受けられる。


くらおパパだって初めてだったからね。

お互いに手探りのところはあったかも。


でも時代は常に移り変わるんだから、

企業は柔軟に対応していかないとね。


くらおパパのケースにも、

理解のない人達の言動、

復帰してすぐの部署異動の提案も含めて、


それどうなの?

って思う経験があったみたいだね。


私が彼の立場だったら

ちゃんと切り返し出来ないかも。


その点、彼は

「そんなん誰かになんか言われても

気にならへん。

俺の勝手やし、みんないろんな考えが

あるのはしゃーない。

そもそもこれは権利やし。」

というスタンスを通した。



くらおパパの育休観察日記 一回目の覚え書き①

今日は、

前回育休を取ったパパとの

育休生活を思い出して

書き留めておくことにします。


ママ目線の部分と、パパの言動、

合わせて思い出してみよう。



前回のパパ育休は、

産後4ヶ月〜5ヶ月間取得、つまり

子どもが生後4〜9ヶ月までの期間だった。

年度末、という区切りで復帰したかたち。


お産の時は、有給で10日ほど休んでいて、

入院中や退院後すぐのサポートをしてくれた。



なぜ、育休のスタートが産後4ヶ月という

中途半端な時期だったのか振り返ると、、

よくわからない。

取るかどうか、どのくらい取ろうか、

と考えてる間に時間が経ってた気がする。

会社で育休取った男性社員は

彼が初めて、彼も育休なんて初めて、

で、なんとなく時間経っちゃったのかな。



そもそも、

なんで彼は育休を取ろうと思ったのでしょう??



「(私のために)取った方がいいんかなと思って。

取ってほしいって言ってたやろ?

それに子どもが小さいうちに

こんなに一緒におれるの今しかないやろ?

手当も67%で社会保険料免除とかやったら、

実際手取りの8割くらいは出るんやし、

贅沢せんかったらやっていけるわ。」


と、こんな感じだったかな。



くらおパパの育休観察日記 はじまりはじまり

育休、1日目どうだった?

と聞くと、

「特に何もなかったかな。」

とパパ。


今日は妊婦健診の私の代わりに、

原因不明の熱が続く3歳娘を病院へ。


鼻綿棒(奥まで入れるやつ。痛いやつ。)

の検査2本と採血に

大泣きの娘をなだめ、

気分転換にドライブに連れて行ってくれてた。



パパが育休取るのは2回目。



前は、産後4ヶ月から5ヶ月間取得。

今回は私の要望で

産前から休んでもらうことに。

通常、産後すぐから2ヶ月くらいが、

ママの一番心身のしんどい時、不安定な時だからね。

それに、いわゆる高齢妊娠の私たち夫婦にとって、

親はもう頼れる年齢ではない。



今回の妊活中、パパから

「次は1年、取る。」宣言。

ほんとに取っちゃいました。



前回、育休を取った男性社員は、

パパが初めてだって言われたそう。

そして今回はその記録を…

自ら更新!



育休、つまり育児休業の制度は、

もちろん男女平等に権利があるもの。

だけど、男性の取得率は12.65%(2020年度)

だそう。(女性は81.6%)



一割超えてるー、割と多いのかな?

と思う一方で、

2018年の育休取得期間は

女性では1年前後が約6割なのに対して、

男性は2週間未満が71.4%、

5日未満が36.3%

なのだそう。



それは、お産に関わるバタバタと

産後少しの間のサポートだけで

あっっっと言う間に終わっちゃう感じですかね?



育休は、

赤ちゃんや上の子達と、そしてママとパパが、

新しい生活を築いていく、

それを実感して噛み締める、

そんな時間に、なればいいなーと思う。



くらおパパ曰く、

「育休って、取るのがえらいとか

取らないのがだめとかじゃないけど、

今しかないからな。

人生でここしかない。」

と。



さて、本日から始まったパパの育休(育業?)

ここまでの経緯などもインタビューしつつ

順次書き留めていくつもりです。

ではまた。